Pang'ono Pang'ono  

アフリカの最貧国、そしてWarm heart of Africa と呼ばれているマラウイでの生活。 Pang'ono Pang'ono はマラウイの言葉で ”すこしずつ すこしずつ” ”ゆっくり ゆっくり”という意味です。

クロコダイルファーム

出張で訪れた、美味なワニ肉も買える!クロコダイルファームをご紹介!

サリマの町からセンガベイに向かって3km。湖沿いにクロコダイルファームがあります。メインロードから少し外れますが、看板が出ているので分かりやすいです。

入園料おとな1000KW(子ども500MK)を支払い、ガイドのラケルに沿って園内を見学。従業員は35名で、そのうち女性は5人だとか。

マラウイ人のオーナーが始めたクロコダイルファームは創立12年。
温暖なサリマの気候と、豊富なレイクの水を上手く活用した施設です。

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ワニは年齢別の水槽で育てられており、生後半年から4歳までの6500匹がここで暮らしています。口を大きくあけたまま止まっているのはクールシステムだとか。

産卵の季節は9月から10月で、一度に80~100個の卵を産みます。
卵は一同に集められ90日後、孵化します。繁殖用の巨大ワニ40歳の姿は圧巻です!

週2回のエサやりで与えられるのは10トンの鶏肉。
毎週火曜と金曜の10時頃、運がよければエサやりシーンも見ることができます!

皮は海外に輸出され、肉はマラウイ国内に出荷されています。ワニ革は韓国にも輸出されているとか。

入園料は安くありませんが、ガイドがひとつひとつ丁寧に水槽を説明してくれます。主に年齢を教えてくれるだけなんだけなんですけどね。観光地センガベイに近いので、週末は外国人や家族連れでにぎわうらしいです。平日のこの日は1時間半くらいいましたが、お客は私だけでしたがワニ気分でのんびりできました(笑)

 

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おみやげにワニ肉1000KW(約350円)/kgも購入できます!
おすすめの調理法は、「干し肉」と「トマト煮」ということなので、
さっそく購入し、ディナーに、ワニ肉イタリアン風をクッキングしてみました!

① テール部分なので、骨から肉をそぎ落とします。家畜隊員のあざやかな包丁さばきはあっぱれ!
② フライパンにオリーブオイルをひいて、ニンニクを炒め、香りがたったらワニ肉を投入。
③ ワニ肉に適度な焦げ目がついたら、カットトマトとタマネギスライスを加えて煮ます。
④ 仕上げに塩、こしょう、バジルで味付けをしたらできあがり!

 

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少し油っぽいと聞いていましたが、マラウイの牛肉に比べると、全然さっぱりしていて、ホント食べやすい!全く臭みもなく、やわらかくて、鶏肉みたいです。最初はゲテモノ感覚で恐る恐る食べていましたが、最後はあまりのおいしさにムシャムシャ完食!またチャンスがあったら食べたい!!

サリマのちょっとシュールな観光地、クロコダイルファーム。
ぜひ一度、お立ち寄りください!

Crocodile Farm
8:00-16:30

esse = to be

ちょうど今読んでいた本にこんな一節がありました。


プレゼント(present)という言葉の語源は、ラテン語のesse(=to be)にある。

つまりプレゼントとは「生きて・いる」ことであって、存在(presence)そのものが贈与であるということ。

なにをくれるとか、してくれたということ以前に、双方が互いに「いる」状態を更新すること。より「いる」ようになることが、贈り物の本質的な役割なのだと思う。

~自分をいかして生きる 西村佳哲~


プレゼントは、どんなに遠く離れていても、お互いの存在を感じることができるし、それを見るたびに、その人を近くに感じられる。そんなうれしいプレゼントマラウイに届きました!

 

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私の嗜好をよく理解してくれたうえに1年経った頃に必要アイテムが全て詰まった先輩の思いやりに感謝!史上最高のラインナップに、じんわり涙。

本当にありがとうございます。たとえ日本にいて、こんなに素敵なものはなかなか揃わないよ~

日本全国の特産グルメから、愛しのアジアンフード、心のふるさと日本食、

そして2年目から欲する癒しグッズ&実用くつした!!


くまもんはFacebookでかなりの頻度でお見受けするので、めっちゃ気になっていたけど、まさかマラウイに上陸するとは!(笑)しかもLEDライト!(カギにつけてたライトが壊れて丁度困ってたところでした!)

 

・ミレービスケット(高知)

・円山動物園のさっぽろラーメン(北海道)

・喜助の牛タン(仙台)

・比内地鶏スープ(秋田)

・辛ラーメン

・タイレッドカレー缶

・タイイエローカレー缶

・ガパオ

・トムヤンクンの素


・しじみのお味噌汁

・松茸のおすいもの

・やきとりの缶詰

・おーいお茶(粉末)

・からだ巡り茶(ティパック)

・ラルフローレンの靴下

・パンダの置物

・くまモンのLEDライト(熊本)

 

このうれしいプレゼントを眺めるだけで、もう少しがんばれそうな気がします。

8ヵ月後、また同じ会社に戻るその日まで!ありがとうございます!

新しい仲間!

イギリスのボランティア組織VSOから香港出身のコフィちゃんが、私と同じオフィスに仲間入りしました!イギリスでMBAを修得し、香港ペニンシュラでマーケティングを担当していた実力派の28歳。マラウイでは1年間、エコツーリズムの開発に取り組みます。同じボランティアの立場として仕事の話ができることはすごく嬉しく、また同じアジア感覚で心も休まります。

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昨日は、さっそくコフィちゃんが住むロッジに行ってお泊りさせてもらいました!香港から持ってきたスープを使って、水餃子タン麺を作ってくれました。やっぱり香港の力はすごい!おいしかった~。一緒にDVDを見たり、今までの旅行の話をしたり、仕事の話をしたり、恋愛の話をしたり~。

今度は私のおうちに泊まりに来る予定。タイ料理が好きだと言っていたので、何を作ろうか今から楽しみです!

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先日、赴任1年後の中間報告を終え、なかなか上手くいかないことも多かった1年でしたが、残りの9カ月は後悔がないように、心機一転。できることから前向きに取り組んでいけたらいいなと思っています!

 

 

 

エコツーリズム

リロングウェから車で約2時間のところにあるザラニャマ森林保護区に、
エコツーリズムのプロジェクト視察に行ってきました。

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首都に水を供給するリロングウェ川源流があることから、
このザラニャマエリアの森林保護が昨年より進められています。

しかし保護区といえども、エリア内に村や学校や牧場があり、
生活している人々がいて、すぐに規制ができないのが現状です。

このエリアには炭作りに適したブラックステージアという木が生えており、違法伐採と炭作りが後を絶ちません。
電力普及率8%のマラウイでは、現在でも炭は薪とならび、主要なエネルギーです。
炭を買うお金がない家庭では木を切り薪としているので、さらに森林伐採は進んでいます。

訪れたこの日も、違法と知りながら、あちらこちらで炭作りが行われており、
1週間にわたる炭作りの行程のほとんどが1日で見れてしまう程でした。


ここでかんたんに、炭ができるまでをご紹介。

1、切り出し・・・原木をなたや斧で切り出し、窯の長さにそろえて乾燥させる。
2、窯詰め・・・1日目。原木を土で作られた窯に奥から詰める。
3、口焚き・・・2~3日目。窯で蒸し焼きし、原木の水分を抜く。不完全燃焼の状態なので白い煙が出て、燻されたにおいがする。
4、焼火・・・4~6日目。原木に点火、炭化がはじまる。窯煙が青色に変わる。
5、精煉・・・6~7日目。炭化後、窯口から空気をおくりガス分を抜き、樹皮を燃やす。青い煙がなくなったら窯止めする。
6、窯出し・・・7~8日目。徐々に温度を下げ、一晩かけて冷却する。窯口から少しづつ炭を取り出し、炭床に集め、消粉を被って消火する。

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今年から違法伐採と炭作りから森林を守ろうと森林局や警察による合同パトロールが開始されましたが、生活がかかった村人との抗争はいたちごっこで、その道のりはなかなか厳しいようでした。
また1週間をかけて作られた炭が没収され、保護活動資金になっているという現実も、目の当たりにすると何か胸をつかえるものがありました。

・このエリアで暮らす人々の生活
・水源、環境として、守るべきもの
・共につくるべき未来のかたち

環境問題は机上で解決できるものではないと感じます。


また、乾期のこの時期には、東部アフリカの慣習である焼畑が行われていました。
枯草を燃やして除去し、若草を促す役割を果たすという焼畑。日本でも大文字焼など伝統的に行われていますよね。下草は燃えるが、木々は火にも燃えないという耐性ができるという自然の力に驚きます。

このエリアの木々は成長が早いため、伐採と成長のバランスが取れれば、植樹せずとも10年で元に戻るといいます。地元の十分な理解とそれに向けた保護政策がきちんと進めば、保護活動にも希望の光があるように思いました。

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エコツーリズムとしての魅力としては
・首都から2時間という近さ
・平らで歩きやすい森林
・地図が既に完成している。
・Dzalanyama Forest Lodgeがある。
・Cattleランチ
・湿原という貴重な風景
・高台からの眺望
・貴重な生態系と植生

などがあげられると思います。


今回の視察を通して、環境問題だけでなく、エネルギー問題、水源を守ること、村落の収入としての産業など考えさせられました。

エネルギーが薪→炭→電気へ発展すれば環境問題が解決するわけではないことは、
これらが日本が直面している問題と同じということからも同時にいえます。

電力発電の問題、汚染が問題視されている水源、輸入に頼る安価な炭。

観光と環境は言葉が似ているだけでなく、
国際協力としても、産業としても、共に考え、共に解決していく必要があると感じました。


ところで富士山は世界遺産登録!まで辿り着いていたんですね!
日本の情報に疎くなっている自分にちょっぴり反省・・・^^;

 

このブログは6月17日の内容です。更新だいぶ遅れてごめんなさい^^;

ロハスな週末

 毎週土曜日は8:30のヨガからスタート。

平日と変わらない時間に起きることは、慣れてくると案外キモチいいんです。
東京でやるホットヨガとは全く違って、生徒さんの広いお庭でやるガーデンヨガはすごく自然的。
朝の太陽の光を浴びて、鳥のさえずりに耳を澄まし、そよ風が花の香りを運びます。
ヨガの基本である地球のパワーを五感で感じれる素敵な時間です。

東京帰ったらきっとこんな時間はないんだろうな~と毎回しみじみ思いますw

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ヨガの前はなるべくごはんを食べないでとマリア先生。
レッスンのあとは空腹感でごはんがおいしい!!

昨日はヨガ仲間でラップサンドとスムージーの朝食を食べに行きました。
さすがマラウイ。ラップサンドがまるで太巻きみたいにビッグサイズ!(笑)全くヘルシーじゃありませんw けれど腹ペコだったのでペロリと食べてしまったのは言うまでもありませんが…^^;

 

ヨガのあと、毎月最終土曜日(AM8時~PM13時まで)開催されているリロングウェのサンクチュアリーロッジのファーマーズマーケットに行ってきました。これがすごく楽しい!

普段市場では見かけないような野菜やハーブをはじめ、
マラウイ産のジャムやチーズ、ヨーグルト、ワインなどが買えます。
アクセサリーやかごバックなどもセンスがいいものが揃っており、
ケーキやクッキーは買ってその場で食べられるスペースもGood!
チーズケーキおいしかった~!
ハーブもサラダにしたらすごく新鮮でナイスでした!

JICAのOVOPショップも毎回出展しているので、要チェックです!

https://www.facebook.com/thesanctuarylodgemw

ユニフォーム

マラウイで人気のスポーツといえば・・・

男の子はサッカー!
女の子はネットボール!

JICAマラウイにもサッカーチームがあり、
試合を重ねるたびにサッカー熱が増しています。
バスで7時間かけて練習試合に行ったり・・・。
トレーニングについて熱いメールが飛び交ったり!

 私は応援で、試合は出てないんだけど、
なんだかノリでユニフォームまで作ってしまいました・・・^^;
本物のマラウイ代表ユニフォームにJICAロゴと、名前と好きな背番号を入れて作ります。一応PUMAです!

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背番号をメッシにしようかシャビにしようか悩んで、結局この背番号に落ち着きました。(この背番号が誰だか分かった人、先着1名に豪華賞品?さしあげます!笑)

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写真は前回の試合!
マラウイ代表が本当に試合する、いわば国立競技場にあたるCIVOスタジアムをあっさり借りれちゃうところがさすがマラウイ!(笑)

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