Pang'ono Pang'ono  

アフリカの最貧国、そしてWarm heart of Africa と呼ばれているマラウイでの生活。 Pang'ono Pang'ono はマラウイの言葉で ”すこしずつ すこしずつ” ”ゆっくり ゆっくり”という意味です。

三十路

昨年日本で飲んでたとき私が「30歳の幕開けは、アフリカでひとりさびしく、満点の星空を見上げて迎えたいんです!」なんてほざいていたら、先輩に「くだらない!」と一括された私の小さな夢でしたが・・・(笑)(先輩はきっと30歳はひとつの通過点に過ぎないんだよと言いたかったのだと・・・)


実際の30歳幕開けは、縁あって大使館にお勤めの日本人のお宅にお呼ばれしておりましたーーーー!平日の仕事あがりに合流し、時間も少なかったのに、さすがパーティに手馴れただけあって、手際よく次から次へとできあがる絶品のお料理。普段決して食べることができないメニューのオンパレードのなかでも、マラウイで手作りお豆腐をいただけことには感動でした。

自動演奏のピアノから流れてくるクラシック音楽は、ご自身の演奏を録音したものなんだって!こうすればパーティー中もグラスを一緒に持って楽しめるから、なんて素敵!

リビングに置かれたふかふかのソファーで寝たって、我が家のベットよりはるかに快適なのに、バストイレ付のゲストルームにお泊りさせていただき、本当に恐縮・・・。
べットはふかふかだし、シャンプーもすごくいい香りでぐっすり~快眠!観光局担当のマラウイホテルの最高ランクよりグレード高そう・・・^^;

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翌日、ご本人は休日でもお仕事があったのに、早く起きて日本の旅館みたいに素敵な朝食まで用意していただき、びっくり。

 

初めて訪れた私に、かわいいカードにメッセージが添えられた、誕生日プレゼントまで用意していただき・・・、こんな素敵なお心くばりに感謝感激です!

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その方の車で朝帰りで家まで送ってもらったあとは・・・、我が家のお庭でサタデーモーニングヨガレッスン。先生はフィジカルセラピストで、普段はクリニックにお勤め。実際にインドでヨガ修行もされた、かわいいオーストラリア人の女性のマリア先生です!すんません、写真なくて・・・今度撮るね^^;

 

レッスンの後は、ヨガ仲間の、これまた素敵なおうちにランチに呼んでいただき、
日本から運んだというこだわりの玄米の炊き込みごはん、高野豆腐、切り干し大根の手料理をいただきました!リクエストに応えて作ってくれたバナナスムージーもめっちゃ美味しかった~!
私が間違えて炭酸ライチ水を、彼の車でぶちまけてしまったのですが、誕生日だからね~と寛大に許してくれました。←これはちょっと違うか!?^^; 

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そしてその夜は・・
同期隊員がサプライズでお祝していただきました!何を入手するにも難しいマラウイの中で、関西出身の隊員が本場のお好み焼きを作ってくれて、ピザ隊員直伝レシピで粉だらけになりながらピザを焼いてくれて、特大スイカのフルーツポンチにはHAPPY BIRTHDAYと彫られ、その脇には10本のスパークリングろうそくが立てられて!ローカルどぶろくのチブクが旨い!といつもいってる私に、今日はシャンパンまで買ってきてくれて・・・。しかもそれに合うように木いちごのシロップまで作ってくれて!協力隊ってホントすごいよね!

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この国に何もないと言うのはかんたんだけど、でもそこから生まれる工夫と感動は、なんでもある国ではけっして見られないもの。お金で幸せは買えると思っていたけど、お金では買えない幸せもあるんだなと思いました。

感謝。

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みなさま、これからもこんな私ですがどうぞよろしくおねがいします!