Pang'ono Pang'ono  

アフリカの最貧国、そしてWarm heart of Africa と呼ばれているマラウイでの生活。 Pang'ono Pang'ono はマラウイの言葉で ”すこしずつ すこしずつ” ”ゆっくり ゆっくり”という意味です。

That's Malawi

 

やわだな、わたし。

今日から3日間、ひとりでマラウイの観光地をまわる日程だったのですが・・・
 
リロングウェを出発して1時間しないうちに、貧血で満員のバス内でぶっ倒れていました。たまにやっちゃうんだよね。人ごみとか、電車の内とかで。羽田空港行く前の浜松町とかオール明けの鎌倉駅とかね^^;
 
でも。今回すごいのが、夢でWhere I am? って言ってて、夢の中でふわふわいろんなとこ行ってるのさ、そしたら急に
 
That' s   Malawi!
 
っていう声がして目が覚め、気づいたらバスの中で座り込んでた。

初の英語の夢!?w
 
そしたら隣の席のおじさんが、隣の子どもを自分のひざの上に乗せて、席を譲ってくれてさ。もうホント感謝。朦朧としてるから涙も出てたけど、感謝のきもちでいっぱいだったよ。Zikomo Kwanbili (Thank you very much) しかいえなかったけど。
 
そしたら、もっとおどろいたのが、その子おじさんの子どもじゃなかったの。他人のこどもをずっと抱っこしてさ、子どももおとなしく座っていてさ。その子が降りたら、また違う子をひざに乗せてあげてるんだよ。その子も安心して寝ちゃってさ、女の子だったから何度もスカートとか直してあげてるの。これもMalawiなんだなって思ったよ。日本じゃ見られない光景だよね。大人も子どもも。
 
バス乗ったときはこんなインフラいやだーーー。って思ったけど、こういうやさしい気持ちはずっと変わらずにいてほしいなって思っちゃう。
 
長距離バスの鉄則:①寝不足注意、②1時間前乗車、③座れなかったら次のバスの乗る!
 
 
8時ぴったりに出て、9時30分に検問で降ろされた。おかげでPoliceにトイレも借りられたし、オレンジを買って、元気も復活!目的地に着いたのは13時45分頃。案内もないし、湖も見えないからあやうく乗り過ごすところだったよ。よかったよかった。
 
バイクタクシーでケープマクレアに向かう。なんだかすごく気持ちよくでよかった。初めて見るマラウイ湖はキラキラ輝いていて、ホント Lake of starだった!バイクタクシーのドライバーのバトン(20歳)といちゃいちゃチチェワトークをしながら到着(笑)
 
遠いから行くのためらってたんだけど、はるばるここまで来てよかった!のんびりリゾート気分でめっちゃ気持ちいい。湖畔をさんぽしてると子どもが寄って来ては写真とって~って。めっちゃかわいい!

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仲良くなったマイク(30歳)が家を見に来る?っていうからついていったらホント財産らしいものはないもない。にわとりの小屋があって、炭がまだ温かい台所があるだけ。妹3人弟5人。お父さんもお母さんもいない。マイクが父母代わり。いい加減そうなヤツに見えたのに、「レストラン教えて」という私に、「妹がシマ作るから食べれば?」なんていってくれるからほろっとしちゃったじゃん。路上で売ってた、へんてこ土産も買わず、お金も渡せなかったけど、見かけによらず、いいヤツだなって思った。
 
今日は湖を見ながらチップスとビールで就寝。

旅先で充電ができると思うなin Malawiですね。デジカメ充電してくればよかった>< 暗くて本もろくに読めない夜は更けていくのでした。f:id:nochiko19:20120719005543j:plain